女装をして女湯に潜入しようとしたら、間違えて入った男湯がハッテン場だった件 星越かなめ

銭湯という日常的な空間が、予想外の展開で一気に異空間へと変貌する。本作は、家風呂が壊れた主人公が近所の銭湯を訪れるというごく普通のシチュエーションから始まり、女装して女湯に潜入しようとするという“邪な”動機が、思わぬ方向へと転がっていく。しかし、その先に待っていたのは、男湯がハッテン場と化した異常な空間。ここでは、日常と非日常が交錯し、女装潜入というテーマが、ハッテン場という極限の状況で試される。

登場人物は、女装した主人公と、男湯に集う年配男性たち。主人公は、アニメ風の青髪と華奢な体型で、男の娘としての魅力を存分に発揮。他の作品と比べても、より繊細な印象を与え、女装フェチや華奢な男の娘を好む視聴者に刺さる。一方、男湯に集う年配男性たちは、年齢差によるギャップや、じいさんという設定が、羞恥や背徳感をより強調する。コスチュームは、銭湯という場所柄、裸体やタオル姿が中心だが、女装の主人公だけが異彩を放つ。

プレイ内容は、男湯という密室空間で繰り広げられる、ハッテン場ならではの過激な展開が目白押し。年配男性たちによる口内発射やフェラ、挿入など、身体的な快楽と羞恥心が交錯する。口コミでも評価された「じいさんにいじられる」という点が、心理的な緊張感や支配される高揚感を生み出す。表情の揺らぎや、腰の痙攣、乳揺れといった身体動作も、視聴者の興奮を煽る。また、音フェチや声フェチにも配慮され、吸う音やジュルジュル音といった細部までこだわった演出が、女装潜入というテーマをよりリアルに感じさせる。

本作は、SODクリエイトの「ニューハーフ」シリーズならではの、女装潜入とハッテン場という二つのフェチ要素を巧みに融合。監督・犬神涼の演出は、日常と非日常の境界を曖昧にし、視聴者を没入させる。レーベル独自の演出手法として、年齢差やコスチュームの対比、音や声の細部までこだわった演出が、男の娘やじいさんフェチを多角的に刺激。同ジャンル内でも、特に「華奢な男の娘」や「年配男性との絡み」に焦点を当てた点が、本作の大きな魅力となっている。